2021.10.15
空腹はエネルギーが枯渇している状態ですので、痩身効果は非常に高いです。
空腹や運動によって血糖値が下がると、脂肪の分解スイッチが入ります。*1
この状態でハイパーナイフをかければ、代謝が上がってどんどん脂肪の分解が促進されていきます。
結論としては、空腹でハイパーナイフをかければ痩身効果は高まります。
とはいえ、空腹の状態が続けば低血糖症を起こす可能性もあります。
倦怠感や手のふるえ、冷や汗などの自律神経症状があらわれ、重症化すると意識消失や昏睡を起こし命にかかわる危険な状態に陥ることもあります。
「体がふらふらする」「頭がくらくらする」「目がかすむ」と言うような不調が出てきたら、ハイパーナイフの施術は受けないほうがいいでしょう。
ドタキャンになるリスクもあるので、無理な絶食はやめましょう。
※ハイパーナイフを受けた後の断食も、健康被害のリスクがあるので推奨はしていません。
序文にもあるよう、脂肪分解のスイッチは「血糖値」に影響を受けます。
簡単には
▶︎血糖値が上がると脂肪分解のスイッチがOFF
▶︎血糖値が下がると脂肪分解のスイッチがON
と言うように切り替わります。
よってハイパーナイフを受ける際に、血糖値が上がっていないような状態を作るのが理想です。
具体的にはハイパーナイフを受ける前の食事で
と言うことを心がけていただけると、程よく血糖値が下がった状態で施術を受けられます。
逆に施術直前に甘いものを摂ってしまうと、血糖値が上がり脂肪分解スイッチがOFFになってしまうので、気をつけましょう。
*1 現在では脂肪滴表面の「ペリリピン」と言うタンパク質がスイッチとなっている説が最有力な理論(2021)