2023.1.5
気温が上がり・日が長くなると、多くの人が屋外で過ごす時間が長くなります。
敏感肌の人は、夏の日差しには適切な対策を行わないと肌に危機的な状況になりかねません。
今回は、紫外線の知識、日焼け止め成分の種類と特徴、紫外線吸収剤と紫外線反射剤についてまとめてご紹介します。
紫外線(UV)とは、太陽光に含まれる放射線の一種です。
主に2種類あります。UVAとUVBがあり、UVAの方が波長が長く、皮膚に深く浸透します。UVAとUVBが皮膚細胞に到達すると、炎症を起こしたり、皮膚のコラーゲンに損傷を与えたりして、早期老化やシワ・シミの原因となります。
敏感肌の人はさらに、刺激、火照り、赤み、腫れを引き起こし、長期的な肌ダメージを受けることもあります。
日焼け止めは、紫外線から肌を守るためのものですが、その日焼け止めの成分には『物理的なブロック』と『化学的なブロック』の2種類があります。
物理的なブロックは「紫外線反射剤」と呼ばれる成分で、肌の表面に付着し、紫外線を反射したり散乱させたりする粒子です。
アボベンゾンやオキシベンゾンなどの化学的ブロックは「紫外線吸収剤」と呼ばれ、紫外線が皮膚に浸透する前に吸収して中和していきます。
(紫外線”反射剤”と呼ぶこともありますが、意味は同じです。)
紫外線散乱剤とは、紫外線を反射したり散乱させたりする物質で、化学物質を使用せずに物理的に日焼けを防止することができます。
紫外線散乱剤としては、酸化チタンや酸化亜鉛などがよく使われ、多くの日焼け止め製品に含まれています。
化学物質を使用していない分、肌への負担は紫外線反射剤の方が軽くなる傾向があります。
紫外線吸収剤は、紫外線が皮膚に到達する前に吸収し、化学反応によって日焼け止め効果を発揮する物質です。
この物質は、多くの場合フェノール類と呼ばれる分子の形で存在し、紫外線と相互作用する構造を持っています。
水や油に溶けたり 乳化したりすることができ、日焼け止めローションやクリームに含まれていることが多いようです。
散乱剤と比較すると吸収剤の方がUV効果が高くなりますが、肌に密着する分 肌への負担は大きくなります。
敏感肌の人にとって、紫外線は肌トラブルにつながる可能性も大きくなります。
敏感肌の人には肌への負担が少ない『紫外線散乱剤』の方がおすすめですが、夏のようにあまりに紫外線が強い時期は『紫外線吸収剤』を選びましょう。
帰宅したら早めに洗顔するようにしましょう。
また、サプリメントによる食べる日焼け止め対策もおすすめです。
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