クリニック

脂肪冷却-クールスカルプティング-の副作用は?何かデメリットはある?

「脂肪が固まる温度が4℃」「水が凍結する温度が0℃」この温度差を利用して、脂肪細胞だけをアポトーシス(細胞自然死)させるのが脂肪冷却の治療原理です。

この技術を利用し、世界で初めて薬事承認を得られた痩身治療機が『クールスカルプティング』です。

 

脂肪冷却-クールスカルプティング-には、デメリットや副作用はあるのでしょうか?

 

デメリット:すぐ痩せない

あげられるデメリットとしては【すぐ痩せない】という点。

脂肪冷却は施術後1~2ヶ月ほどかけて効果が感じられてきます。

受けた時点で効果は出ているのですが、脂肪細胞が破壊されカラダの外へ排出されるのに1~2ヶ月ほど掛かるためと言われています。(個人差はあるようで効果をすぐ感じる方もいようです。)

多くの人はおおよそ2か月ほどで効果を感じる方が多いようです。

 

以下、デメリットというよりは"注意点"も紹介しておきます。

 

内臓脂肪に効果ない

皮下脂肪を落とすための施術なので、内臓脂肪には効果が及びません。

ただ 内臓脂肪というのは皮下脂肪よりずっも燃焼しやすく、食事量を減らすだけですんなり落ちていきます。

 

脂肪が多いと複数回必要

脂肪の量があまりにも多いと、回数が必要になります。

写真素材になるような大きさだと、脂肪吸引をすすめられます。

一回で切除できるので、脂肪が多いほどコスパがいいんです。

 

脂肪が少ないとできない

逆に皮下脂肪が少なすぎても使えません。

顔などがそうです。

「ここをあと少し落としたい!」と思っても、自動的に20%落ちてしまいます。リバウンドしません。

 

バストが小さくなる?

痩身施術によって「バストの脂肪まで落ちる」と言う話があります。

これはデマです。

「予防のために」と言って"補正下着"などを売りつけられそうになったら、かなり怪しいお店の可能性があるので 気をつけてください。

 

効果を上げる方法はある?

入浴やセルフマッサージなどで事前に施術部位の脂肪を柔らかくしておくと、1回で冷やせる脂肪の量も増えます。

また、ハイパーナイフなどの痩身エステで受けておくのもおすすめです。

 

ハイパーナイフ優良認定店|検索サイト

 

副作用について

現在研究で報告されている副作用は以下。

ただ、ほとんど起こらないものばかりです。

 

火傷や凍傷

「脂肪冷却(クールスカルプディング)」を受けた方に、赤みああざ、腫れと言った火傷や凍傷が起こる場合があるようです。

お肌が敏感だったり弱い方は必ず施術前のカウンセリングで施術スタッフと相談するようにしましょう。

 

黒ずみ

ほとんどないとされていますが、まれに黒ずみが出てしまうコトがあるようです。

吸引により内出血を起こすことで、変色することが多いようです。

 

脂肪の増加

奇異性脂肪過形成といって、脂肪分解が極度に起こると施術部位の脂肪細胞が増えてしまうコトがあるそうです。

発生確率は1%未満とされていますが「クールスカルプティング」はFDAには認可されてるので適切な施術であればほぼ問題ありません。

偽物や医師の知識不足によりリスクを伴います。

 

ダウンタイム

こちらも個人差がありますが、体調などによっては筋肉痛のようなだるさや内出血が起こることがあるようです。

代謝の良い人だと翌日から脂肪の排出が始まり、だるくなることがあります。

 

痛みについて

脂肪冷却は「冷やす」施術なので、痛みは少ないと言われています。ただ 実際に受けてみたところいくつか我慢のいるポイントがあります。

副作用は発生しにくい施術であるとされていますが、行事やイベントを控えている方はスケジュールに余裕を持って日程を組むようにするのがおすすめです。

 

こちらもCHECK

脂肪冷却(クールスカルプティング)は凍傷になる?【凍傷リスクと安全性の検証】

脂肪冷却は、4℃の温度で脂肪細胞だけを凍らせる施術です。この温度差を利用して、脂肪細胞のみを破壊し、数週間から数カ月で自然に排出させるというメカニズムが特徴的です。 しかし、気になるのは「凍傷のリスク ...

続きを見る

 

こちらもCheck!!

-クリニック